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2016.02.18 Thursday

JANOME model 385 for school ジャノメ 385 水平釜直線専用ミシンの整備 畳と飯ごうの巻き




垂直半回転から水平釜にモデルチェンジした
ジャノメ社の直線専用です。
水平釜の最初期モデルとなるスクールミシンですね。


シンプルで頑丈な機構は健在で
もちろん、まだ現役で使われています。


台数が少ないのでどのミシンも大忙しのようです。
布ホコリがギッシりと詰まっていますね。

なんと畳敷きの家庭科室なのです。
そのためか、教室のレイアウトが、
何となく面白いです…。


内部の造りも
壁の色あせ具合も
何ともGoodにノスタルジックで、
調度品や机もイイ感じですね。


そして、極めつけは…
使い込まれた飯ごうでしょう。
しかもこの数… ミシンより多い数です。

野外活動で使うのでしょうか、
吹きこぼれがコンガりと焦げて
まんべんなくススが付いています。
まだ、季節的には寒いですが、
春になれば大活躍するのでしょうか。

じーっと見ていると、
何となくお腹がすいてきました。

作業も無事に終了したので
そろそろランチでも
食べにいきましょうかネ〜。
 




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2016.02.14 Sunday

SINGER CERNA NEW 2555 シンガー セルナ2555の電源は入るが動かなくなったの巻き




少しばかり風邪をこじらせて
肺炎になったのをよいことに…
(本人は九死に一生を得たくらいの勢いなのですが)
ネットとブログの更新をサボってました。

ということで復調しましたので…
 
ゴホっゴホっ…

安心してください!
はいて… インフルエンザではなので!


あまり美しくない…


ということで、CERNA… 調べると
インドネシア語で“消化する”となります。
他に該当しそうな単語としては、
筋組織のナンチャラ〜…意味不明です。


発音的にはチェルナとかセルナが一番近いかな…
シンガーさん、音だけで適当にペットネームを付けるのはやめましょう。
ミシンを使用する年齢層で読めない日本人はたくさんいると思います。
こういうのはモノ作り以前の問題ですよ。

と、気を取り直して本題へ
使わなかったら動かなくなってしまいました…とのことで
お預かりしたシンガーのCERNAですが、
電源を入れてスタート・ストップボタンを押すと
微かにモーターの唸り音がします。

オイル切れの固着か、
何かの異物を巻込んで止まったか…
どちらにせよ分解して確認する必要があるので
針棒周りから上軸、上下軸の伝達系、
下軸、釜周辺の順番に確認しつつ
バラしていきましょう。


針棒周りはオイル切れの兆候有り、
上軸は腐食の進行が若干あるものの
駆動を止めるほどの抵抗はないような…


上下軸を繋ぐタイミングギヤ横の軸受けが怪しい…


ココの固着のようですね。

基盤に注意しつつ上から駆動部と軸受けへ、
順に注油して固着部分を解除しつつ
全体にオイルを回していきます。


内釜には針跡が数カ所…
内部は布ホコリが…
結構な使用頻度だったようですね。


釜周辺もクリーニングして
新品の内釜に交換して組み込みます。
ということでハイ、完了。


外装も磨いてピカピカにして
ザッツオール・ジッエンドと、言ったところでしょうかネ。


美しい…






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2016.01.21 Thursday

JANOME S7800 ジャノメS7800の下軸のタイミングギヤ交換



このS7800は古き良き、懐かしきミシンの
代表的な一台と言えるかもしれません。
現在ではほぼ絶滅したメイドインジャパンのモデルで、
メーカー希望小売価格が312,900円と、
外付けの刺しゅう機がついていない機種としては
ビックリの横綱級です。


重量も8.5キロと、こちらもヘビー級なのですが、
90種類の縫い模様と数字・ひらがな・カタカナ・ローマ字など、
重さや価格に負けず劣らずで機能もメガ盛りな
時代のヘイエンドモデルです。

製造からチョッピり時間が経過しているミシンなのですが、
購入金額が… だったようでどうしても諦めきれず、
数店舗のミシン店を廻ったけど買替えをススメられるだけで
修理は断られてしまったとのことでした。

縫えないとのことで見積依頼を受けたミシンなのですが、
プーリーを回転したの異常な抵抗の軽さから想像すると…
なかなかどうして難問が待ち構えていそうです。

お預かりして各部を順に点検していくと…


上軸と下軸を連動させるタイミングベルトが
ユルユルになって空回りしています。


下軸のタイミングギヤが粉砕されて無惨な姿に…
取付時のベルト圧が高すぎてギヤが破壊されたのか
材質自体の経年劣化で砕けたのかは分りませんが、
とにかく交換するのは少し手間がかかりますね。


とりあえず、部品があるかどうかの確認が先決なので、
ジャノメ社に電話して部品を確認すると在庫を確認しますとのこと…
30分ほどして電話が鳴り、“まだ、有りますよ〜”とのこと。
と、いうことでお客さまに連絡して修理可能な旨をお伝えして、
修理にてお預かりということになりました。

部品がくるまでしばし休息ですね。






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2016.01.14 Thursday

brother Licia ブラザー リシア ZZ3-B583 の下糸巻き不良と縫製不良




下糸巻きの動きが悪く、キチンと糸が巻けないのと
縫い目がユルくて気になるのことで
お預かりしたブラザーのリシアです。


液晶が小さくて文字がチョッピり見にくいですが、
ミシン本体は大きくて安定感があり、
機能的にも充実の優れもののです。


下糸巻きの内部状態を見るには、
上面パネルを外すことになるので
ついでに面板と針板も外して
点検することにしました。


左右のスライドはしますが
軸部分がまったく動きません…


シャフトがサビサビですね〜
サビで膨張したためにガイド内部との
クリアランスをマイナスにして
回転不良を起こしたようです。


軸が回転せずに下糸巻きゴムが
プーリーの圧着部分で削れています。

正常に動くようになったらゴムも
新品に交換しましょう。


針板の下はこの様な状態です。
大釜内や内釜には特に目立った針キズはありませんが、
内釜の中心にある磁性の金属シャフトが
外れてしまっています。


内釜を外した状態です。
結構、使い込んでいますね〜

この頃のミシンンに採用されている
9.2mm厚ボビン専用の内釜は
センターに金属のシャフトが接着されており、
このシャフトが経年劣化で外れてしまうことが多く
縫製トラブルの原因となります。


縫い目の件は内釜のシャフトに問題があるようなので
センターシャフトがプラスチックで一体形成された
写真左側の対策品に交換しました。


クリーニングと整備・交換が済んだ状態です。


と、言うことで整備完了です。
外装もキレイにしました。






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2015.12.17 Thursday

elna eXcellence 760 エルナ エクセレンス 760が店にやってきた…




もしかしたら…
ジャノメノ社の公式サイト内にある
クセレンス 760の紹介ページより楽しいかも…


28cmのワイドな懐がつくり出す高い作業性と自由度。
高強度なアルミフレーム構造が可能にした縫製精度と安定感。
本体のみで12kg以上となるグラマラスなボディーに
緻密に組み込まれた精密なメカニカル達…

北欧の洗練された感覚で磨かれたエクセレンスシリーズ。
760はエルナの最高峰となるフラッグシップモデルです。


と、いうことでクリスマスを目前にして
優美な760が店にやってきました。

あぁ、美しい…


ステッチ数は270種+上下反転模様が35種…
こんなに必要なの?… と思ったあなた!!

要るんです!  必要なのです!!

そして対応言語は16ヶ国…
(日、英、独、伊、仏、スペイン、オランダ、
ポーランド、ロシア、スロベニア、スウェーデン、
フィンランド、トルコ、中国(簡体・繁体)、韓国)で
デフォルトの言語は英語となっています。


そのためにタッチパネルは英語の表記となり、
キー配列を含め操作に慣れるまで
多少は戸惑うかも知れませんが、
慣れればその合理性に感心することでしょう。

270種以上にも及ぶ模様の選択や
各種縫製に関する詳細設定を効率良く行うための
ユーザインターフェイスを3種類搭載しています。


ワンタッチで前後にクルクル回せば
直接模様を選択できるジョグダイヤル式。


大別されて上面カバに印刷されているカテゴリーから
目視で選んで好みの模様を呼び出すことのできる
分りやすいボタン選択方式。


付属のペンを使って液晶パネルから呼び出すタッチペン方式。
※メーカーさんのペンの持ちかたが独特ですね。

そして上記の3方式の組み合せで選択する方法…
と、いう感じでユーザーのフィーリングに合った方法を
選択できる自由な設計になっています。


実用面でもエルナらしい機能を搭載しています。
伸縮性のある生地をストレスなく、
かつ美しく縫うための作動送りダイヤルを装備。
しかもこんな所に…


地味な機能ですが布押さえのレバーが二段式です。
えっ? 他のミシンもほとんど二段式じゃん?と、思った人。
あなたはホントの通ですね〜。

しかし、このエルナは上段で固定できるんです。
通常のミシンではこの状態では固定できないんですよネ。
超厚物の縫製やウオーキングフットの交換時に
意外に便利なんですよ〜。


ワンタッチでできる針板の交換も便利な機能のーひとつ。
針板の内側に直線とジグザグの
切替用スイッチが内蔵されているので
交換後に設定変更を忘れる心配がありません。


上送りに関しても実にユニークで、
状況に応じてセレクトすることができます。

細身で操作状況が非常に見やすい
ナロータイプの1本足ウオーキングフットと
素材や厚みを選ばずにストレスなく
シッカリと布を送ることができる
ワイドタイプの2本足ウオーキングフットという
2ラインナップ。

職業用ミシンでは縫えない状況でも
エルナなら縫える! と、いわれる所以がこの機能です。

そして気になるキルト押さえですが…

キルト指導員:“これって、9mmの振りに対応してるの?”
メーカーさん:“ん…どうでしたかね〜”
と、いうことで、現場で9mmに対応しているか確認中…




もちろん9mm幅の振りに対応したキルト押さえです。
ミシンキルトを考え抜いたパーツが揃っています。

その他にもハイパークラフトシリーズから継承した
エロンゲーション機能を搭載し
模様縫いでも高精度を追求した仕様です。


こんなにデカイ… 弁当箱より…
踏み間違えそうもないドデカフットコントローラー。
これにオプションの糸切りを付けると… Maxデカイ…


こんなにデカイ… ミシン本体よりドデカワイドテーブル。
脚が6本もあるので、高かさ調節が面倒ですが…


メーカーさんもコーヒーを飲まずに
脚の組み立てに没頭中…


こんなにキレイ… こんなところがニクいくらいに
センスいいですよね…


チョッピりガンダムチックですが、
とにかくアクセサリースペースが多いです。
クラス最高レベルの収納スペースが
スマートでコンパクト・スムースな
作業空間を可能としてくれます。

760はシリーズのハイエンドモデルとなり、
5種類の文字フォント(ゴシック、スクリプト、
ブロードウェイ、キリル文字、9mmゴシック)
アルファベット、数字、記号がプログラムされていますが、
ひらがな・カタカナデータは入っていません。

これは高性能な海外モデルのメイン基盤を
国内でそのまま使用しているためです。
ひらがな・カタカナデータは入っていませんが、
液晶モニターの表記は日本語なので
使用上の違和感はほとんどないです。

下位モデルとなる730は
国内向けの専用基盤となるため
アルファベット(2種類)・ひらがな・カタカナ
4種類のダイレクト選択と70種類のステッチとなります。


ほかの人とは違うミシンが欲しい…
縫うことにストレスを感じず、思いのままに楽しみたい…
刺しゅう機付きのミシンには興味がない…

そんな感性豊かなあなたへ
スイスデザインのエルナミシンはいかがでしょう。






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ブラザー黒崎


 
 
 
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2015.12.09 Wednesday

JANOME FAVEURS 4100 ジャノメ ファヴール 4100 針糸通器のフック交換・ 布押さえの上糸のリリース不良他




小ネタで始まるのですが、
FAVEURとはフランス語で
恵み・恩恵(めぐみ・おんけい)という意味です。
発音… と言うか、日本語読みは
ファヴール… で正しいと思います…


と、いうことで本題の
ジャノメ ファヴールなのですが、
あまり聞かない機種名ですかネ。


まず、フランス語読みが難しいというか
フランス語であるかどうかも解りにくい…
ローマ字読みだと…
コレじゃ浸透しないですよね。

まだマーケティングという概念が希薄だった頃の
おおらかなモノ作りというか、
ユル〜い時代の製品企画の名残というか…
ただカッコイイだけのネーミングと言われても
仕方がないかも…

閑話休題

針糸通器で上手く糸を通せないとのことで
お預かりしたのですが、
縫い調子もあまり良くないようです。
しかも布押さえを上げても
上糸がフリーにならないという
嫌なオマケ付きなようです。

問題が有る部分は全て修理するということで
お預かりしたのでジックり見ていきましょう。


とにかく分解してみましょうかネ。
まるで脱衣場に脱ぎ散らかした服のようですが…
ちゃんと順番に並んでいるんですょ。


針糸通器のフックは奇跡的に
新品の在庫があったので交換したら
ドンピシャ! 一発で完了です。


分解していて気が付いたのですが、
はて、さて… どのようにして入り込んだのか。
モーターのプーリーにも糸がグルグル巻き付いています。
こんな所まで糸が入っていくのは珍しいですね〜




はい、スッポンポンです。

問題は布押さえのリリース機構です。
本来、布押さえを上げると上糸調子器が働いて
糸を押さえている抵抗がほとんどゼロになり
スムーズに布を引きだせるようになっているのですが
上手く機構が働かずにリリース不良が起こっているようです。

上から覗き込みながら、
布押さえのレバーをガチャガチャやっていると
ふと、無駄に動いている部分が…
というか、全く動いていない部分があります。


はっは〜ン。ここが、外れているようです。
押さえレバーから連動する上糸のリリース機構との
ジョイントが外れたことが原因ですね。

パーツを組み付けるときのクリアランスにより
稀に起こるケースです。
つまり隙間が大きすぎて外れてしまった… ということです。


原因さえ判れば完了したも同然、
作業自体は大したことではありません。

クリアランスを適正にしてパーツを
組み付け直せば、ハイ完了。


これも酷いですね〜 美しくない。
どうしても気になって仕方がないです。

コントローラーの底板に付いていたスベリ止めが
スポンジ状の素材だったようで経年劣化で
カステラのようにポロポロになっています。


触りたくないけど… 恐る恐る触ってみると…
予想通りにフワフワ、ポロポロ、しっとりでした。

とにかく、これ以上一秒も見たくないので、
早く何か別のもので代用するしかないですね。


カステラ状のスポンジを全部除去して
クリーニングを終えたところです。
少しスッキりしました。


劣化しにくいゴムベルトを合うサイズの加工して
強力な接着剤でくっ付ければ…
ハイ、完了!

やっとサッパりしました。


分解ついでに清掃と注油、グリスアップもしたので
スタートからの立ち上がりもスムーズ、
心なしか音も静かになりました。
調子も良く動きもまずまずでイイ感じです。


ということで直りましたよ〜
しかも、ピカピカに磨き上げました。

今回も一件落着…
お後がよろしいようで。う〜ん スバラシイ!






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2015.12.07 Monday

brother Pacesetter ZZ2-B613 ブラザー ペースセッター モーター交換・上糸糸調子ダイヤル調整他




動かなくなったとのことで
お預かりしてきたペースセッターです。

“突然に止まってしまって、できることなら直して使いたいし…
まぁ、糸調子も合ってなかったので
修理できたらついでにそれも見といてネ…” とのこと。


止まる前まで使用していた状態で
お預かりしてきたのですが、
上糸調整ダイヤルがほとんどゼロの位置、
つまり上糸の抵抗がほぼ無い状態で縫っていたようです。
上糸がスムーズに流れていないのでしょうか…。


どうやら上糸調節器の取付機部に問題があるようで
緩めても調節器自体が回転してしまい
正常な表示が出来ていないというのが原因のようです。

上糸の締め付け抵抗を適正値に合わせて
ダイヤルの固定位置を正常範囲内に戻し、
ナットを締め直してみると
上糸調子は正常になりました。

外装のクリーニングも完了したので、
あとはモーター交換です。


カーボンの磨耗でしょうか、
搭載されているブラザーの純正モーターは
ピクリとも動きません。
YDKの汎用品と交換しましょう。


YDKの新品を組んだところです。
透明感のある淡い飴色のVベルトが美しい…


固着とまでは言えませんが、
模様選択のダイヤルも動きがかなりシブイので
オイルとグリスで滑らかにしましょう。


上軸のプーリー側です。
カウンターウエイトの横に白い線が…
シャフトに糸が巻いている様子が
判りますでしょうか?


下糸巻きのゴムも見事に下半分が割れています。
加水分解のためにカピカピになっていますね。
分解したついでなので新品に交換します。


結構、出てきました。
まだ巻いているようです。しかも、太い…


さて、作業はほとんど完了です。
まぁ、もともとがキレイだったのですが、
輪を掛けて美しくなりました。
かなりのものです。

あとは試し縫いだけですね。
う〜ん スバラシイ!






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2015.12.06 Sunday

brother COMPAL-αII ブラザー コンパル アルファーIIのパーツ交換他




スタートボタンを押すと後ろにしか
動かないのですが修理は可能でしょうか?とのことで
お預かりしたコンパル アルファーIIです。




センサー不良だと思うので修理可能かは、
故障した箇所次第でしょうかネ。


この機種特有の特徴… と、いうか発生頻度が高い問題で
これと同じ症状のミシンを何台も見ています。

模様選択パネルの内側にアメ色の水滴が付いています。
使用した接着材などに問題があるのでしょう。

クリーニングするためには、前面パネルを外して
ディスプレイ内部を分解する必要があります。
少し手間がかかる作業なので後に廻しましょう。

さて、面板を外してから
前後の切替スイッチから確認しましょうか…


一見、問題が無さそうですが…


外してみると、ホラこの通り… 粉砕されています。
これでは正常にモーションの感知は出来ないでしょう。


接触部分の腐食も、チョイと進んでいますね〜

破損しているスイッチ部分が収まるケースは
新品の部品供給がありません。

ということで補修することにしました。


瞬間接着剤で仮止めしたところですが、
このままでは強度不足ですぐに壊れてしまいます。
ポリエステルパテを使用して肉盛りして
部品強度を上げパーツ破損の再発を防ぎます。




まぁ、こんなもんでしょうか。


他のパーツとの接触や取付の邪魔になる部分は
干渉しない程度に削り落としましょう。


仮組して正常に機能することを確認しました。
これでOKです。

確認のために操作してみると
「青いレバーを上げてください」とのいつものアナウンスが…
ここのセンサーも故障する頻度が高い部分ですよね〜


ボタンホールのセンサーの取付部分も
フレームとの間が狭く作業が少々厄介ですが
故障箇所が判明しているので少し気楽ですね。


下のパーツが組み込まれていたもので、
絶縁部品が欠落しています。
新品に交換しましょう。


ハンダを付け直して交換し
組み付けを完了したところです。


ここらで、後廻しにしていた
クリア部分の汚れを落としましょう。


前面パネルを外し機械式の模様選択部分を分解します。

内側から見るとこんな感じに曇って、
所々に醤油が飛び散ったようになっています。


クリーニング後です。
タイミンングが少し遅かったようで
水滴の付いていた部分が少し溶解して
浅く凹んでしまっています。チョッピり残念…
でも、見違えるようにキレイになったので
これでヨシと、しましょうネ。



あとは模様などを実際に縫いながらチェックしましたが
特に問題はなく、大丈夫のようで安心しました。

コンパル-αIIはブラザー社から1984年に発売されたコンピュータミシンです。
電子式ミシンのコンパルエースのモデルチェンジで
コンピュータが搭載されてコンパル-αシリーズとなりました。
発売価格は218,000円とかなり高めですが、
それに見合った機能満載の機種といえるでしょう。

 



 

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2015.11.28 Saturday

brother TA2-B622 ブラザー職業用ミシンTA2-B622のオーバーホール




久々に… 強烈なミシンをお預かりしました。

フラダンスの衣装などを専門で作っている
作家さんのミシンなのですが、大変なことに…
今どき、足ふみで職業用ミシンを使って
ひと針づつ縫っており、縫製に関しては
ホントに真面目な方なのですが…


最近、なぁ〜んにも連絡が無いな…
とか、思っていたのですが
こんなことになっているなんて… トホホ。


買い置きのミシンオイルを切らしてしまって
手元にあったCRCを使い始めてから2年程経ったとのこと。

ナルホド… 2年ですか、動かなくなるハズです。



状況を聞いたときに

“あ〜…  ダメですよCRCは…
だから固まるんですよ!”と、言うと

“そんなの私、知らないもん!
最初はスゴイ調子が良かったのよ、ジュッてやると…
でも、段々ジュッが効かなくなって
ムキになってジュッ、ジュッ、ジュッってやってたら
とうとう完全に動かなくなっちゃった…” とのこと。


CRCを使い続けると起こる典型的な症状ですね〜
細部まで入り込んだCRCが拡散して
水飴のような高粘度のスラッジだけがが残り、
徐々に蓄積していきます。
そこに付着したホコリや糸クズと混ざり
やがて完全に動かなくなります。

もとい! 僅かに動きますが、
とても重たい状態になります。

軸受け部分にも入り込んでいるので、
全部バラして固着していないか一箇所づつ確認しながら
組んでいくしかないですね…


大釜を外すのも大変です。
固定用のネジ3本を緩めた位では
やはり外れてくれませんね〜

マイナスドライバーを差し込んで
ゆっくり捏ねていきます。


無事に外すことができましたが、これはスゴイ…

まぁ、ミシンというものは
汚くても動くのですが、さすがに…


すでに手がドロドロです。
これからが本当のクリーニングなのですが…


これも回転が重たい原因の一つですね。


平行作業で送り歯と送り軸ごと外し、
個別のクリーニングします。


とにかく… 美しくない。

ところで釜とか下軸を外す画像って
あまり見かけないですよね。
撮影が面倒くさいのでしょうか。


次は下軸のシャフトなのですが…

釜とベベルギヤを外せば
簡単に下軸が抜けるハズなのに…
強烈にコビリ付いたスラッジが邪魔して
下軸が上手くスベらずに
軸受けから中々抜けません。


やっと抜くことができました。
外してしまうと結構、キレイですね…


反則ギリギリですが、最後は下軸の頭を軽く叩いて、
チョッピり力を掛けることで何とか抜くことができました。


下軸の研磨が終わったところです。



上糸調子器もドロドロです。


これだもんな〜



面板内もダメな感じですよね〜


面板内の縦軸は2本とも抜いて
スラッジを落としてから磨きあげ
それから組直しますかね〜。


個別にキレイにしたパーツ達です。
シャフトは2本ともさらに磨く予定です。
メッキ処理をしたポール類は
あまり磨くと表面が傷むので
ホドホドにしておきましょう。


シャフト関係はかなりキレイになりました。


釜を外した状態です。


釜を組んだところです。
送り歯と釜もこの通り、そこそこの美しさです。




だいぶキレイになってきました。
あと一踏ん張りですね〜。

 



 

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2015.11.17 Tuesday

SINGER MERRIT SR-31EX シンガー ロックミシン メリットSR-31EXのルーパー調整他




シンガー社のロックミシンで3本糸のメリットを
縫製不良ということでお預かりしました。


まずは、各部の確認を…


正面の安全カバーの開きが悪いと思ったら…
シャフトが大きく曲がっています。
これではスムーズな開閉は無理ですね。


とは言え、開けてビックり!
随分使い込んでいるようで
布ホコリがルーパーカムに
びっしりとくっ付いています。

ためし縫いすると
上ルーパーが糸を掬っていないので
針先とルーパーのクリアランスでしょうね。


このミシンの特徴は電子基板が
組み込まれていることでしょう。
ロックミシンとしては珍しいですね。
特にこの頃のロックミシンで
電子制御のものは殆ど無いからです。


僕自身も、最高速をスライドスイッチで
コンロトールする為のこの基盤の必然性には
疑問がありますが…。


今回は調整のみで
部品交換はなしで完了です。


重ねがさねも下ルーパーの調節ダイヤルを
紛失しているのが惜しいですよね〜

 


 

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