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2015.05.27 Wednesday

baby lock 縫希星 BL86WJ ジューキ ベビーロック オーバーロック&カバーステッチ複合機でのポーチ作り講習

少し前の話しですが

baby lockさんから

縫希星用プロモーション講習キットの

ご紹介を受けました。

オーバーロックとカバーステッチの
複合機ならではのメニューが
随所に盛り込まれています。


百聞は一見に如かず…ですよね。
スクエアタイプと
セクタータイプ(扇形)です。
リバティーの生地を使用しています。


スクエアタイプの底面に
意匠されたチェーンステッチです。
さすがに美しいですね。




ウェーブロックを使って
ファスナーを付けます。


縫希星を使った講習会や
使い方説明会を
随時、開催しています。

ご興味のある方は
ご相談ください。



 

北九州で縫希星を買うなら

ブラザー黒崎


 

 
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2015.05.26 Tuesday

brother LM700 ブラザー LM700の自動糸切り不良と定期点検



 

自動糸切りの調子が悪いとのことで
お預かりしたLM700ですが、
送り歯の下辺りから

何とも不思議な音がしています。


 

何かに乗り上げるような

つまずくような

「…コトン… …コトン…」と、いう感じでしょうか…

定期的に鳴る音なので

おそらく分解整備になるでしょう。
 

どうせ分解するなら

一通り点検しましょうかネ。
 


 

さて、上糸の自動糸調子部分から

整備をスタートです。


写真が前ピンでボケてて申し訳ありません。

よく見ると自動糸切りの所に
断糸が詰まっています。
たいした量ではないのですが
運悪く糸切り刃の前に
詰まっています。
 

今回お預かりした原因の一つは
ココですネ。


ということで、
前後の外装を外したので

各軸受けと可動部に
注油していきます。

途中から急ぎの仕事が入ってしまい

2台とも作業することになってしまったので

テンヤワンやになりました。
 

下糸巻きの糸量も

チエック項目の一つです。

問題なしですね。


異音の原因は

送り歯の機構のところに

グリスまみれになった

糸クズの塊が挟まっていたのが

原因のようで取り除くと

異音は解消して正常な状態になり

恙無く終了することができました。


そして最後の縫い確認も
問題なくスムーズにいったので

今回も気持ち良〜く完了です。


 
 

 

北九州でミシンを修理するなら
2015.05.25 Monday

brother SR-28 ブラザー SR-28の異音とオイル切れ




この春に神戸から引っ越しされて来た方のミシンです。
どこに修理に出してよいか判らず
ネットで探しているうちに
当店を見つけたそうです。
 


 

金属が擦れるような異音がするとのこと…

電源を入れて動かしてみても

チョッと音が大きいかな? 程度ですが…
 

“スピードを上げてみて下さい”とのことなので

少し早く動かしてみると…
 

「グぎ・ぎ・ぎ・ぎ〜ぃ」

ナ〜ルホ〜ド… まぁ、確かにスゴい音。

このまま動かすと、何となく壊れそうです。

原因の特定と修理ということで

お預かりしました。


ということで分解してみると

とにかくスゴい布ホコリ… ホコリ……


まるで無理矢理押し込めたような感じです。







とにかく後部のモーターの下まで

ホコリが入っています。

ホコリが吸ってしまったのか
ほとんど油分が無いので

エアブローで吹き飛ばし、

細部はピンセットを使って布拭きです。



クリーニングが完了したので
注油作業に移行して
試しに動かしてみると…
いつの間にか異音が止んでます。
 

クリーニングして注油しただけなのですが…

結局、あのスゴイ音の原因は解りませんでしたが

まぁ、分解清掃ということでしょうかネ〜。

チャン、チャン!


 
 

 

北九州に引っ越してきてミシンを修理するなら
2015.05.23 Saturday

brother Homelock TE4-B503 ブラザー ホームロック TE4-B503のオーバーホール




縫い目が思い通りにならないとのことで

お預かりしたのですが…



正直、久方ぶりに拝見しました。

ホームロックの4本です。
通常の家庭用ミシンは60W前後ですから、
80Wの出力はスゴイ…


ど〜ん! 超重量級です。

本当に! かなり重いです。

そして困ったことに

調整もかなり難度が高いです… マジで。


オーっ… かなり美しくない。


ネジが多い…


糸調子器が多い…
まぁ、4本ですから当然ですね〜

実はこの糸調子器ですが
四つともバネ圧が全部違います。
組間違わないように注意がいります。 


ところで、一番下の糸調子器に

糸取りバネが付いていませが

これで正常です。


と、いうことで調整終了。
併せてキレイになりました。


ベルトがユ〜ル〜ユルです。
ここも調整ですね。


本体の整備はほぼ完了です。
あとはパーツを組み付けて
トータルに調整していきます。


最後に試し縫いです。

スパンの糸もウーリーも

共に美しくイケてる感じですね〜。


 

北九州でロックミシンを修理するなら

ブラザー黒崎


 



 

2015.05.21 Thursday

JUKI SPUR 98SP JUKI シュプール98SPでの自動糸切の修理



 

メーカーからのパーツ供給が終了した

シュプール98シリーズですが、

相変わらず修理依頼が絶えませんネ〜。
 

さすが… 人気のJUKIだと思います。


今回は自動糸切りができなくなって

糸調子もイマイチ… 

何となく回転が重いような気がする… とのことで

修理依頼をお受けしました。


針板の針穴周りがかなり陥没しています。

0.2mmは落ちています。

これもトラブルの原因でしょうか…

ストック部品があったので新品に交換です。


非常に美しくない状態ですが、

何か違和感を感じます…

黄色いグリスのようなものが

ホコリを吸着しているように

散見できるのですが、何でしょう。


キレイにしました。


底面を見ると…

アタッチメントを固定するネジ穴に

グリススプレーのノズルを差し込んで

“ジュっ、ジュっ!”とやったようです。


とにかくキレイにしましたが…

当然、隣の大釜への給油穴や他の穴にも… と、いうことですネ。

底板にもグリスが落ちています。

とにかく、溶剤でキレイに落として

再度、グリスアップと注油です。




どうも、一通り点検した方が

良さそうですね。


ミシンオイルを注油すべきところに

グリスを入れると回転が重たくなったり

動作に問題がでたりすることがあるので

注意しましょう。


回転抵抗も許容範囲で

自動糸切りも正常に作動するようになったので

今回の作業も完了とします。


 
 

 

北九州でJUKIのミシンを修理するなら
2015.05.21 Thursday

ある日のミシン修理

 

ブラザー エリート 305307の修理で
お伺いしました。

ホワイトにピンクカラーが映えるツートンの壁と
採光率の高そうなガラス面の広い明るい家庭科室です。

最近の家庭科室は快適なのです。



釜の交換が必要ですね。

針板にも針先で付いたキズがありましたが、

研磨すればまだ使用できそうです。

リンクテンビンにかなりの量の糸が絡んでいます。

これでは上糸の糸調子が上手く調整できません。


カメラのピントが合っていないので
見にくいのですが針棒クランクの連結部に
糸が絡んでいます。


全部で20台近くありましたが、
本格的なメンテナンスの必要なものは

4台のみで他は調整で済みそうな
軽微なのものばかりで、
予定より早く作業を完了しました。




 

北九州でミシンを修理するなら
2015.05.19 Tuesday

brother Tendy 7000 ブラザー テンディ7000のジグザグ縫い不良



テンディ7000は1989年に発売された

コンピュータミシンで色違いの兄弟機種として

ルミュー(Lemieux7000があります。

発売時の価格は258,000円と
かなりの高額でしたが

内蔵刺しゅうの模様カードが4枚付属し、

特に大型のアルファベットなどが縫えた
ハイテクミシンで豊富な模様と併せて
大人気を博しました。


直線は縫えるのだけどジグザグや模様が
縫えないとのことでお預かりしました。


どうやら針棒の横振りが固着しているようです。


一度も手入れしていないとのことなので

古くなったグリスの入替えも兼ね、

注油と固着の解除、クリーニングといったメニューで

作業することになりました。

と、いうことで今回は…
機械的な伝達部の固着だったため

意外にすんなりと
動くようになりました。
 

う〜んハイテク! かな?


付属のカードを交換することで
色々な模様を縫うことができます。



まだ、故障はしていないのですが

下糸巻きのセンサーの感じが
少し怪しいかも…

部品があったので交換しました。





送り歯と釜周りのクリーニングも完了しました。
あとは試し縫いをして
今回の作業も終了とします。

 
 

 

北九州でミシンを修理するなら
2015.05.18 Monday

JAGUAR MATE F-3 ジャガー メイト F-3の分解・注油作業




動きが遅いのとのことで

ジャガー社のコンパクトミシン、

メイト F-3をお預かりしました。


このミシンも最近は
あまり見かけなくなってきました。

針棒の動きが重たい原因は

上下の軸受けでオイル切れを
起こしているようです。
 

注油により直ぐに正常な回転速度を
取り戻すことができました。


さすがと言える程に
垂直半回転の釜の糸締まりが生み出す

縫製のクオリティーは申し分ないのですが、


振動がチョッと…

コンパクトミシンの宿命なのか、
テーブルとの接地構造に問題があるのか、

垂直半回転という機構のフリクションのためか…


何とも言えませんが

水平釜の振動の少なさに比べると

確かに振動が多いかな〜と、思いますね。


 

 

北九州でジャガーのミシンを修理するなら
2015.05.17 Sunday

ある日のミシン修理



毎年、遠賀郡の小学校にミシンの修理でお伺いするのですが、
いつも気になっているものがあります。


玄関ホールから見える廊下の真ん中に
厳かに鎮座する巨大な釜です。

知っている方も多いとは思いますが
これが有名な芦屋釜です。

もちろんレプリカですが…

芦屋釜の“芦屋”とは地域の名称ですが、“釜”は茶の湯に使用する茶道具の一種で、茶を点てるための湯を沸かす茶釜(ちゃがま)のことです。鎌倉末期から桃山時代の天正年間にかけて、筑前の遠賀川河口(現在の遠賀郡)にある山鹿庄芦屋津(やまがのしょうあしやづ)で作られた茶釜の総称だそうです。 

筑前芦屋での茶釜の製造は鎌倉時代ごろに始まり、東山時代にはその名声が広まりました。室町時代末期まで隆盛をきわめましたが、西国一の戦国大名だった大内氏が毛利元就に滅ぼされたあと、芦屋釜に携わっていた工人達は散らばり各地に分派することになります。そのため筑前芦屋は桃山時代に入ると衰退し江戸時代初頭には完全に絶えてしまったようです。
芦屋釜ので作られた釜の中でも、桃山時代以前のものを特に古芦屋と呼んでいます。現在国の重要文化財に指定されている茶釜は9点あるのですが、その内の8点が古芦屋釜、残りの1点が下野国佐野で作られていた古天明釜(現在の栃木県佐野市)となっています。芦屋釜の優れた作品達は近世以降も多くの写しが作られ、それらが芦屋釜として流通しているものも多いと言われています。

その歴史を静かに閉じ、
後世にその名を残す芦屋釜ですが、
子ども達の元気な歓声響く学校には
今も一つの文化として
継承されているようです。

戦国大名の大内氏滅ぼされなかったら…
とか、柄にもなく考えてしまいますよね〜。





 

遠賀郡でミシンを修理するなら
2015.05.16 Saturday

brother VF1とブラザー 刺しゅうPRO NEXTを使った名前旗の文字データ作成



 

今回は名前旗です。

素材はチリメンで、以前に手縫いで作製したものと

書道家に依頼して書いていただいた文字を

見本としてお預かりしました。



駒の刺しゅうが何ともよい雰囲気です。


“かいと”くんのために手縫いで作ったものですね。

まずは、筆書きの文字をスキャニングして

刺しゅうPROのオートトレース機能で書き起こすのに

最適なデータをAdobe Photoshopを使って作製します。


左が筆書きの文字で右がデジタルフォントを

加工して作製したものです。


さて、とりあえず試し縫いです。



まぁ、ダメもとでサテン縫い以外も試してみます。


やはり縮みますかね〜



美しくない…

思いついた手法をいくつか試してみましたが

テストしてイメージに近い仕上がりができたので

いよいよ本番です。

チョッと見にくいですが、
モニター上で十字キーが乗っている部分を縫製中です。


チリメンの生地に文字を刺しゅうするので

素材の特性上、アイロンを使用することができません。

また、仕上げを美しくするために

接着芯も極力使わないようにしました。

ということで完成です。





 

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