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2015.01.20 Tuesday

brother AT307(SC307) ブラザー エリート307の修理

慌ただしく新学期を迎えてから少し経ちましたが、
ちょっぴり落ち着きを取り戻したようで
ポツポツと小学校からミシン修理の依頼が入り始めました。

多い日では一日で20台以上整備をこなすこともありますが、
今はまだ依頼数も少なくてゆっくりとしたものです。


まずはケースを拭き上げて、
本体のクリーニングを済ませます。
縫い目の長さと上糸調子を確認してから
調整ダイヤルのカバーを外し糸調整皿の中と
糸道を点検します。

次に面板を外して針棒と布押さえのシャフトを確認した後、
針棒クランクとリンクテンビン、糸取りバネなど
数カ所の確認をしてプーリーの重さを確認します。
異常がある場合はそのままボディーの内部の整備に掛かりますが、
二分割の針板を外し、ついでに内釜を外してから
順次作業をしてきます。


リンクテンビンにグルグル巻きになっていますね。
ピンセットとハサミを使って丁寧に取り除いていきます。
このような状態の場合、糸取りバネが破損していることが
あるので要チェックです。


針板を外して釜内の清掃をします。
このときに「よく働いているなぁ」とか
「ちっとも汚れてないなぁ…」とか
使用頻度などが気にかかります。


点検をしていくと、いろいろとミシンの
使用状況が見えてきます。
針板の外れ方がシブイので少し調整しておきましょう。
さて、修理も完了です。

子ども達の笑顔と共に
今年も一年間、頑張ってね〜 と、思います。


 
 

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2015.01.16 Friday

JANOME COSTURA 767DB ジャノメ767 コスチューラのサブテンション付き第一テンションと異音の修理



コスチューラシリーズは職業用ポータブル最速を誇る
ジャノメの高速本縫いミシンで、現行モデルに続く旧モデルです。

以前、ミシンを納品させて頂いた法人さまから電話があり

「最初に糸を通す所がブラブラして上手く縫えなくて困っています。

音も少しうるさいような気がするので、
併せて見て頂けないでしょうか?」とのことです。
 


お伺いしてコスチューラを拝見してみると

サブテンション付き第一テンションに付いている
三ツ穴ガイドがグルグル回転して用を足していません。


通常なら本体を持ち帰って組部品として交換するのですが、

時間が無いので大至急修理して欲しいとのこと。

とにかくパーツを外して故障部分の特定と対処法を検討することに


実はこの部分、叩き込みでカシメて止めているのですが、

固定している部分が外れてしまっているために

ガイド部分がブラブラになって回転してしているようです。


上部カバーを外して内側のナットを緩めれば

サブテンション付き第一テンション組が外れるのですが…

技術的な部分となるので、この先の修理は割愛させていただきます。



次に、異音の件ですが、底板を外して確認してみましたが、

どうやらベアリングの唸り音のようです。
オイル切れの為にベアリングの球にキズが入ったのか
少し音が大きくなっています。

新品のベアリングに交換すれば音は収まりが、

それなりに料金が発生する作業となります。


現状では特に動作に問題は無さそうなので
依頼主さまにご相談して、今回はベアリングにシッカりと注油し、
なるべく漏れないようにグリスを厚めに塗って
オイルを封入することで応急処置としました。


 
 

北九州でジャノメのミシンを購入するなら

2015.01.08 Thursday

brother Innovis C41 ブラザー イノヴィスC41(CPS01シリーズ)の布送りと下糸巻き不良



以前から布が進みにくいのでは? 

と、思って使ってはいたけど、

今度は下糸がまったく巻けなくなったので

布の送り具合と併せて見てくださいとのことです。

お預かりしたのはイノヴィスC41なのですが、

下糸巻きのゴムかな〜
残念ながら無償修理期間が終了した部分です。

布送りも時折ご相談のある機種なので

何となく内容が察せられます。

このC41はボディーに糸カセットを挿入するだけの

ワンタッチ操作で、針穴まで糸が通る… という
機構がかなり衝撃的でした。

実際に使ってみると… なるほど!

超ラクだ〜  と感じるでしょう。

そして12模様のステッチを搭載し、

5kg程と軽量でコンパクトなボディーは

持運びも便利なのですが…  ちょっと問題も…

プラスチックのモノコックフレームなので

如何せんネジレが強烈です。
 

ふところをギリギリ短くして

極力歪まない設計にしたようですが、

やはり歪みが大きく、犠牲にした

ふところの狭さは実用縫いでも

使い勝手に疑問が残るところでしょう。
 

また、内部構造が主に3つのユニットから構成され、

故障した場合は大きなユニットを

アッセンブルすることになるので高額になります。

しかも、その他の部品は直接プラスチックフレームに

取り付けられているために破損するとフレームごと

交換を要することもあるため構造上でも
疑問が残るミシンだと思っています。
 

​完全にユニット化されているため、

​前後のフレームに分かれた基盤をつないでいる配線は

たった2箇所だけなので付け間違えはしそうもないので、
分解するのは楽なのですけど…
 


下糸巻きのシャフトの下を覗いて見ると
やはり、プーリーとの接触するための
ゴム輪が欠落しています。


背面フレームの基部に落ちていた下糸巻きのゴム輪です。


写真では判りにくいですが、劣化して伸びているため
ひと回り大きくなってしまい、下糸巻きの溝から抜けて
落ちてしまったようです。


新品の下糸巻きゴム輪を装着した状態です。
あとは本体に組み込むだけです。

実はC41の場合、メンテナンス時でも注意が必要です。

前後のフレームを適切に合わせ締めていない状態で

ミシンを動かすと剣先と針のクリアランスが

フレームの歪みのために合わず、

勘違いして調整してしまいセッティングを

狂わせてしまうこともあるようです。


プラスチック製のモノコックフレームの宿命なのですが…
と、いうことで今回も無事終了です。


 


 

北九州でイノヴィスのミシンを修理するなら

2015.01.06 Tuesday

お約束の展開で裏切らない… ほんとに釣りは面白いです。(釣納め編)




今年の始ネタが釣りの話しで恐縮なのですが、
昨年末に深島への元旦釣行を思いつきました。

沖磯への釣行が2年ぶりなので釣納めを兼ねて
事前にプレ釣行をし、海の状況を把握した上で
元旦の釣りを楽しもうと考えました。

12月の28日の午前四時、気温0度で
満天の星空のもとふかしま丸に乗り込み
大分県蒲江から出港して豊後水道の最南に浮かぶ
深島に行ってきました。


上礁しましたが当然、真っ暗です。


ナガバシリの横に乗ったのですが、
見渡すとこんな感じの場所です。




とても狭い場所でした。まさに1人用です。


機嫌が悪いのではないのですが、
前日のお酒のせいで少し顔がむくんでいますネ。


肝心の釣果はクロの40センチオーバーが2尾と
定番サイズが数尾という残念な釣果に終わりましたが、
2年ぶりの沖磯に乗り、天候にも恵まれ
素晴らしいロケーションを満喫できました。

相変わらず沖磯は面白いですよね。

話しは変わりますが、スマートフォンを
ソフトバンクに変えたために結構、困りました。
深島の状況をFacebookに画像をアップしようと思ったんですが
4GLTEでの接続ができませんでした。
3G接続でしかも電波が悪い状況下で
サイトへの接続コマンドを出してしまったため、
長時間の接続でサーバーエラーのため
SIMの不正使用とのメッセージが出て
iPhoneが使えなくなってしまいました。

再起動すると何とか使えるようになりましたが
ちょっとびっくりしました。
ネット接続はできませんが、
3Gでの接続は可能なので
かろうじて通話はできましたが…

携帯電話は船長への連絡や緊急時等、
沖磯では必需品なので、詳しくない人は
結構困ったことになると思います。
やはり、選ぶならドコモでしょうか…

と言う反省も含めて! 元旦は爆釣するぞー!

と、思っていたのですが、ご存知の通り
年始は西高東低の気圧配置が強まり
まさかの荒天…

お約束の展開で出船は見送りです。

もちろん釣行は中止とし、
あえなく、元旦釣行は来年への繰り越しとなりましたとさ…。
チャン、チャン。


 
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