ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< March 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< JANOME MODEL 766 ジャノメ 職業用ミシン 766 布押さえ固定用ネジが折れた 折れたネジ抜き の巻き | main | brother PacesetterF ZZ2-B703 ブラザー ペースセッターF 上軸の固着解除と調整他 >>
2017.09.27 Wednesday

brother nouvelle 400 ブラザー 職業ミシン ヌーベル400 の目飛び、針棒の高さ調整 ミシンは嘘をつかない… の巻き

 

 

 

キルト地が目飛びして縫えないから
使えないとのことでお預かりした

ブラザーのヌーベル400なのですが…

 

 

試し縫いしてみると…

 

確かに飛んでいます。

一旦、飛出すと10〜30針は

縫い目が飛んでしまうようです。

 

ところで、布押さえに付いたキズがやたら、
多いと思いませんか?

 


押さえに針が当たった場合、
針はほぼ折れます。

コレだけのキズが付くと云うことは、
相当な数の針がダメになった
ことでしょう。

 

構造上、針と針棒は垂直に
接続されているので

通常は布押さえではスリットへ

針板には針穴に針は入り

針が布押さえや針板に当たることは

ありません… が。

 

もしも、何らかの原因で

布押さえに針が当たった場合、

どれくらいの衝撃かというと…

コレがスゴい!
MAXで1秒間に25回転という
トンデモナイスピードで加速された
凄まじい針の打突が

布押さえに刺さります。

 

この強烈なインパクトは

布押さえに当たった針が

へし折れる瞬間まで
針棒を固定しているネジ…  
つまり、針棒の高さを決めている
ネジに掛かります。


それを繰り返すと針棒の位置は
徐々に上へとズレていき
やがて、釜の剣先が針糸を
掬わなくなり、目飛びし始めます。

 

今回の修理依頼の内容の

“キルト地が目飛びして

 縫えない”といとうのは

これが原因でした。

 

それでは、ナゼゆえに
布押さえへ針先が当たるのでしょうか?

 

“針が曲がっている”

“針が曲がったまま気が付かずに

 使用している”というのが
 最も多い原因の一つなのですが…

 

ナゼ曲がるのかと云うと
●針を交換しない(針は消耗品です!!
 折れるまで使える訳じゃないデス)
●縫製時に布を引っ張る癖あがる
●何層にも重なった厚い生地を縫う
●針が布地の厚みに対して細い

●上下の糸調子が極端に強い

●布を引きだす時に解放が働かず

 針が曲がる 等々でしょうか。

 

今回は針棒の高さ調整と

剣先の出会い調整を含め、

自動糸通しのパーツの一つである
針棒スライダーの付け根部分が

衝撃で変形してズレており
針棒が上死点付近で針棒スライダーと
接触していたので

部品交換・調整もしました。

 

ついでに自動糸通しフックの
ワイヤーも変形していたので交換。

 

上糸調子ダイヤルも絞り込みすぎで

負荷が掛かり過ぎて内部パーツが

変形していたので交換及び調整。

 

この機種では有りがちですが
コントローラージャック受けが変形、

破損していたので交換。

 

プーリーにわずかにガタつきがあり

チョッと心配ですが、

交換となると上軸ごとになり、

修理費用が高額となるため

今回は見送りとなりました。

 

と云うような修理内容となりましたが…

 

ほら、この通り目飛びもなく

キチンと縫えるようになりました。

 

ハイ、完了!!

チャン・チャン

 

 

 

 

 

ミシンを修理するなら
ミシン修理センター

 

 

 

 

 

 

コメント
コメントする








 
Powered by
30days Album