MITSUBISHI LU2-4610/2号機 三菱工業用1本針本縫い・総合送り自動糸切りミシンの点検
本日も三菱の工業用ミシンで
自動糸切り付きの総合送りミシンです。
ヘッドの重量だけで45kgほどもある
ヘビー級な機体です。
多分、家庭用ミシン屋さんならビビって
絶対に引き受けないだろうなと、
想像しながらニヤニヤしつつ…
さて、本日の作業に取り掛かりましょうか。
一通り糸道と糸案内を確認して
クリーニングを完了してから
本格的に上糸調子器を
バラしすことにしました。
ガラス繊維が含まれた糸を使用しているので
糸調子器の奥までこの通り、
ガラス繊維を含んだ糸クズがビッシり。
そう言えば、半袖でむきだしの腕が
さっきからチクチク、ヒリヒリするような…
さっさと拭き上げてキチンと組み上げて
本体に組付けてしまいましょう。
面板をスライドさせてじっくり観察。
布押さえの中外のリフト量の違いや
中外針棒と下送り、揺動を確認しつつ…
中送りと針棒のガタはホドホド、年式並みかな〜
さすが、三菱社です。
厚・特厚物縫いだったら
ズバリ三菱が一番おススメかな…
商品ラインナップが少ないけど…
高額だけど…
と、いうことで釜周りなのですが…
ハッキり言って、最悪です。
ガタがあるどころの騒ぎではない…
そのまま、釜がスポッと抜けそうなくらいの
ガタガタ、カクカクぶりです。
この揺れっブリ… カタカタです。
とりあえずオープナーの調整はしたけど…
これだけガタがあると、
ちゃんと機能しているかどうか不安ですネ。
試し縫いして、糸調子を見て何とか縫えそうですが
釜交換の優先度は最高ですネ〜
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