ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< May 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< brother TA2-B622 Special3 ブラザー職業用ミシンのメンテナンス | main | ブラザー社 Innovis LA(イノヴィス ローラアシュレイ)とScan N Cut(スキャン カット)の発表&講習会 >>
2013.12.08 Sunday

RICCAR リッカー 家庭用ミシンの調子器と糸取りバネの修理


RICCAR社の家庭用ミシンであまり見ないタイプのミシンです。
一見、よく見かける一時代前に流行したタイプですが
カラーデザイン的見地から考えると…
ツートンカラーの上下が特殊な配色になっています。

今回は調子器と糸取りバネの修理でお預かりしました。


発売当時はツートンカラーに人気がありましたが、
リッカーの家庭用ミシンでは上部に軽い色を配色して
下部に濃い色をもってくるのが一般的です。
ところが、このミシンは上が濃くて下が明るい配色になっています。
細かい話しですがデザイン的に見れば大きな特徴と言えるでしょう。


スベリ板には針のサイズに適合する糸の番手が入っています。

例えば…
“100 TO 150    USE 9”  なら
“糸が♯100〜150なら針は9番を使用”
という感じでしょうか。


糸取りバネがひどいことになっています。
オーバーホールに出したらこの状態で戻ってきたとのことです。
ダイヤルの前に付いてある+・ーがエンボスしてあるリングも
ツマミを回すと目盛りと一緒にグルグル回ります。
そして回していくと脱落防止が働かずポロリとツマミが落ちてしまいます。

あまり詳しいことは書けませんが時折持ち込まれる故障? です…

+・ーのリングが目盛りと一緒に動くのは
リングと回転止めが一体式ではなく別々のタイプに多く起こる現象です。

予想通りにリングの次に回転止めパーツが入っていません。
そのために適正な位置で止まらずグルグル回っていました。
おそらく分解して組み上げる際に紛失したか組忘れたのでしょう。

欠品なのでパーツのストックから合うものを探して対応しました。
このパーツを組み込めばリングの回転が止まり
+とーのセンターが上面を向いて正常に止まるはずです。


ダイヤル側の回転止めはキチンと組み込まれていますが組み付けが表裏逆でした。
これではグルグル回るでしょう…

そして問題はダイヤルの脱落防止の為に付いているピンが抜け落ちていることです。


針金を削りパイを合わせてピンを作り直しました。


リングの接触面からピンを少し出すのがコツでが、
受け側がアルミなので出し過ぎは禁物です。


糸取りバネも2枚の皿の真ん中に糸を導けるように
ダイヤル側へ少しオフセットしたものを新品で用意しました。

あとは糸調子軸に通して順番に組んでいきます。
糸調子器が組み上がったら、筐体に組み込んで調整すれば完了です。


 
北九州でミシンの修理をするなら
コメント
こんにちは。RICCARのRZ-340Bを検索していたところこちらのブログに行き着きました。
ブログにもあるこの機種の糸取りバネの外し方を教えていただけませんでしょうか?
その手前までのダイアル等は回せば外れるのですが、バネは穴の中にしっかりと固定されているのか、ひっかかっていて取れませんでした。別の場所に固定のビス?ボルト?があるかと思ったのですが、良くわかりませんでした。
もしよろしければご教授いただますと幸いです。
修理のお店だと思いますのでお答えできなければ大丈夫です。
ご返事お待ちしております。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
  • kaneda tomoyuki
  • 2018.03.28 Wednesday 14:37
コメントする








 
Powered by
30days Album