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2016.11.09 Wednesday

brother Innovis S500 ブラザー イノヴィスS500の針棒の高さ調整とオーバーホール

 

 

イノヴィスモデルということで

取扱できる店舗も少なかったのですが、

なかなか見掛けない

ブラザー イノヴィスS500の修理依頼です。

 

希望小売価格が税抜で170,000円と

実用縫いのミシンとしてはチョッと高額ですが、

刺しゅうはしないけれどそれなりの

スペックをもつミシンは欲しい…

そんな方がご購入することが多かった

モデルなのでしょうか。

 

厚物を縫っていたら“ガチッ”っと、音がして

下糸を掬わなくなったとのことでした。

お伺いして、お話しをお聞きすると

デニムを使った作品を縫うことが多いとのこと。

実物を拝見すると確かにチョイと厳しいような…

 

買替えも検討をしているけれど…

今回までは、修理して使うとのことです。

 

まぁ針棒の高さ調整と

内部クリーニングをするので

結局、オーバーホールということになりますがね〜

 

上糸の自動糸調子周辺は

意外にキレイですね〜

 

一転、針板の下は…

 

釜止め周辺にも釜下も

布ホコリがギュウギュウです。

 

とにかく全面パネルは外して

徹底的にキレイにしましょう。

 

 

出るは、でるは、デルハ、DERUHA…

 

ハイ、キレイになりました。

 

ワイヤー式のニーリフター周辺にも布ホコリが…

そう言えば後続モデルからニーリフターの駆動方式が

徐々に電動式に変わっていったかな…

 

ここもキレイになりました。

 

後はキズ消しですね〜

 

ここのアタリキズや…

 

このキズヨゴレも…

 

この通り、キレイなもんでしょ?

 

 

カバー下もキレイにして今回の依頼も…

 

ハイ、完了です。

 

 

 

 

 

 

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2016.06.20 Monday

JANOME G3000 ジャノメ G3000の糸調子調整

 

 

糸調子がどうしても合わないとのことで
お預かりしたジャノメ G3000です。

 

お話しを聞くと“毎日使っちょるけーね〜”とのこと

オイルの具合が気になるところです。

 

面板の中も結構ホコリだらけですね〜
外装もかなり使い込んでいる感じですが

 


とりあえずバラしてみますか!

 

チョイと使い過ぎでしょうか…
オイルも切れ気味… ホコリもスゴイので
とにかくキレイにクリーニングして
一旦、オイルを回してから細部を点検しましょう。

 

 

そこそこキレイになりました。

 

内釜を含め、釜周りも特に問題は無しです。

かなり上手に使っておられたようですね〜

 

さて、今回の問題ですが、
どうやら上糸調子器のようです。
なぜか、周辺にサビが目立ちます…
何かこぼしたかな?

 

まぁ、今回の不調とは関係ないようですが…
糸調子皿を押すバネの圧力が落ちているようです。

恐らく経年劣化でしょうか。

 

内部の圧力調節機能をつかって
上糸に掛かる圧力を上げて適正になるように
チョイと調整しておきましょう。

 

後は試し縫いで確認すれば

作業完了で〜す。

 

 

 

刺しゅうミシンを修理するなら


 

2016.06.18 Saturday

brother Innovis 6000D ブラザー イノヴィス 6000Dの謎の巻き

 


突然ですがイノヴィス 6000Dって
ご存知ですか?

 

もし、知ってるョ! と、言う方は
業界の関係者か、むちゃくちゃオタクな方かな…

 

まぁ、業界の関係者でも

知る人は少ないミシンなのですが…

 

実は僕も話しだけで今まで実物を見る機会がなかったのでのですが…

 

今回、名古屋で会合があったので
ふと、気が向いてブラザー本社を見に行って

道向こうにある“ブラザーコミュニケーションスペース”にお邪魔しました。

 

ブラザーの歴史がわかる
“ブラザーコミュニケーションスペース”の話題は
後日、詳しく載せる予定でので、今回のテーマ“イノヴィス 6000D”に戻ります。

 

 

さて、このInnovis 6000D。

実は初代モデルで、現行はすでに

モデルチェンジしているそうです。

 

会合の折りに幸運にもノヴィス 6000Dの

開発に携わった技術の方がいたので

少しお話しを聞くことができました。
イノヴィス 6000Dはアメリカに投入されたモデルで
国内での需要とサポートのためのコストの兼合いで

日本での販売はしていないとのこと、
いつかはこのクラスを国内で取り扱えれば… と、
夢を語って頂けました。

 

6000Dの特徴は家庭用刺しゅう機付きミシンとしては世界初のカメラ機能付きとのこと。
ブラザーの家庭用ミシンとしてはワールドクラスというか、ハイエンドモデルと言い切れると思います。

 

2010年にiFデザイン賞を受賞していますが、
※iF International Forum Design GmbH
(iFインターナショナル・フォーラム・デザイン) が
主催する世界的に著名なデザイン賞。

美しいフォルムと素晴らしく作り込まれたディテール。
機能美と考え抜かれたマシーンの風格をいまでも感じることができますね〜

 

 

本体表記がInnovis 6000Dではなく

Innov-is 6000Dとなっており
Innovとisの間に-(ハイフン)が入っているのが謎…
気になるところではありますが…
聞きそびれてしまいました。

 

ペットネームは“クワトロ”となっており
“クワトロ”ってイタリア語、スペイン語、ポルトガル語 で
「4」という数字?番号?ということになりますね。
どんな意味があるのでしょう。謎ですね。


まぁ、本体に記述されている“Quattro”の綴りから
イタリア語を意識していると思われますが…

 

さすがにファッションというか
テキスタイル文化というか…
ヨーロッパの中でもイタリアなんでしょうね。
なぜか感覚的に納得できました。

 

たぶん僕だけかな…

 

キルト文化の発祥の地であるヨーロッパで
血脈を受け継ぎ、エンブロイダリー文化と共に
伝統と資本力に裏付けられた最高レベルの開発力と
アヴァンギャルドで貪欲な実現力で
アメリカやヨーロッパ圏で大型のハイスペックマシーンにおける多くのシェアを獲得する超メジャーメーカー達。

 

東洋の小さな島国が勝負を挑むために
満を持して開発されたマシーン…


Innovis 6000Dに対して
そんなロマンを感じるのは僕だけ… かな?

 

 

 

にしても…
分解してみたいナァ…

 

 

 

刺しゅうミシンを修理するなら


 

2016.06.02 Thursday

JANOME Crown Lady 1001 ジャノメ クラウンレディ1001 使用説明の巻き




初老のご夫婦が両手でミシンを抱えて店にいらして、
“上手く縫えないから少しミシンを
見てちょうだい”とのこと。


持ってきた布を見ると…
下糸と思える部分が… ナルホド、つっていますネ。


じゃあおかーさん、ココに坐って、いつも通りに
糸掛けしてくださ〜い。
針穴には僕が糸を通しますから、
いつも通りに針抱きまでの糸掛けを
お願いしま〜す。と、いうと…


“この人はお客にやらせてブツブツ”、
“ミシンを使えるのかね〜ブツブツ”と、
聞こえるように独り言をいいながら
“これでいつも縫うとるよ”とのこと。

やっぱり、リンク天秤に
糸が掛かってません。
上手く縫えないのは
糸掛けの問題のようです。

“おかーさん、ココ見てください。
糸が掛かってないですよね〜“
おーさんは“あら、ホント…”とのこと。

“ココに糸を掛けてから
もう一度、縫ってみましょうか?”

ほら、縫えたでしょ、大丈夫です
ミシンは壊れてないですよ〜。
ごめんね〜 おかーさんの糸掛けを
確認したかったので、
まずは、いつも通りに糸掛けをお願いしたんですよ〜。

ハイ、お疲れさまでした。と、笑顔で言うと
財布を出してお金を払おうとします。

壊れてなかったのでお金はイイですよ。と、言うと…

“あんた面白いね〜 色男だし…
何でもいいから、修理して金取ってよ”とのこと…
じゃあオーバーホールでもしますか?

あまり高いとダメだからネ!
ハイ、色男なので格安でしときますね。
とのことで、激安でお預かりしました。


パパッとバラしてペタンと倒して
作業開始です。


小さなミシンの割に
結構、大きなモーターですね〜


ささっと起こしてチョチョと作業、
テキパキこなして 外装を組んで…


テストを済ませて
今回も完了。チャン・チャン!!


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ブラザー黒崎






 
2016.06.02 Thursday

JANOME model 763 ジャノメ763をオーバーホールの巻き




オーバーホールということで
珍しくテーブルごとお預かりした
ジャノメの763です。


色々と汚れていますが、
とりあえず各部を調整しつつ
本体をクリーニングしてからテーブルに
取り掛かりましょう。

上糸調子器を分解してみると
糸調子皿に僅かにサビがあります。


この程度なら大した問題ではないのですが、
やっぱり交換しておきましょうしょう。


ハイ、キレイになりました。



下糸巻きも美しくない…



下糸巻きのテンション付き案内も
美しくない…


ぜーんぶまとめて整備して
確認を済ませて… と、いうことでヘッドは完了です。

とりあえずテーブルに載せて
新品の革ベルトに替えてみたのですが、
ベッドがかなり下がっているようなので
受け部分を確認してみると

テーブルの四隅に付いていたゴム受けが
加水分解してボロボロです。


コビり付いているのでマイナスドライバーで
丁寧に剥離していきます。


2mmのゴムを一部をつなげたまま、
チョウチョの形にカットして、こんなカンジでOKです。


“トン・トン・トン” と、釘で打ち込んで…


接着剤を縫って、ペタンとたたんでハイ、終了。


フィーリングを確認して、
上下の縫い目もチェックをして
ハイ完了です。



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ブラザー黒崎






 
2016.05.11 Wednesday

JANOME Crelia 925 ジャノメ クレリア 925の送り歯交換修理



縫えないわぁ〜 とのことで
お持ち込み頂いたジャノメのクレリア925です。


店で試し縫いしたときには
何とか縫えたのですが…


何度か試してみると、どうやら縫い始めに
布を送り込んでいかない様子。


針板から顔を覗かせる
送り歯を見てみると
前歯が折れている…!?

赤塚不二夫先生の作品「天才バカボン」に登場する
人気キャラクターである本官さんの
前歯のような部分が無いですね…
(本名は「白塚フチオ」とか「綱刈本官」とからしいです。)


針板を外してみると…
これじゃ〜
縫い始めに布を送り込まないのも当然ですね。

ということでジャノメ社から新品の
送り歯を取り寄せです。

その間にクリーニングでもしましょうかネ。


出るは、出るは…


出るは。


ということで新品の送り歯が到着!


とっとと、組み付け!


組み付け完了!

ハイ、おしまい。

ということで作業は無事に
終了してのですが…
この送り歯… 金属疲労で稀に曲がったり
折れたりすることはありますが、
中々丈夫なのでハズ。

気になったのでミシンの引取時に
お客さまに聞いてみると…

掃除しようとして布ホコリが取れないので
マイナスドライバーをツッ込んで
グリグリやったとのこと…
そのときに“ポキっ”と、音が鳴ったような気が… とのこと。


うん… 納得しました。
チャン・チャン!




 
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2016.03.22 Tuesday

brother COMPALS ブラザー コンパル エスの固着解除他の巻き




昨年来、何かと話題にのぼるコンパルシリーズ…
と、いうことで今回はコンパル エスです。


手でプーリーを回してみるとギシギシと
音が鳴りとても電源を入れる気に
なれないとのこと…


試してみると、確かにうるさい…


針棒か軸受けか… オイル切れでしょうかね。
とりあえず針棒周りはカピカピです。


注油&グリスアップで
次は上軸の軸受けでですが
こちらもチャッチャッと済ませましょう。


さて、下軸関連は針板を外して
釜周りからの確認からなのですが
針穴から何モノかがコンニチハ…


釜止めに絡み付いて針穴から
出ようとしているみたいに見える…
邪魔なのでボビンケースを外して
トットと取ってしまいましょう。


まるで虫ですね〜 ポイっ!

さて、釜に極々少量のオイルを給油して
釜周りの整備は完了です。

上下軸の各軸受けに給油してイイ感じになったので
プーリーを手で回してみても異音はなくスムーズです。


通電してモーターでならしをしても
この通りシルキーでスムーズな動きです。
はい、完〜了っ!
 






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ブラザー黒崎


 
 
 
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2016.03.19 Saturday

brother COMPAL AT ブラザー コンパル ATの送歯の固着とコードリール交換?の巻き





と、いうことで、
ブラザーのコンパルATです。
実はこのコンパルというシリーズなのですが、
1975年から1985年にかけて8機種生産されて
惜しまれつつも製造を終了しました… と、
最近のブラザーの広告ではそうなっていますが、
実は1989年にこのコンパルATが生産されてますので
9機種(SPモデルなどを除く)なのです。
マニアネタですが… まぁそんな話しは置いといて。

しかし、歴代コンパルたちのモデルチェンジした内容がスゴイ…
機械式、電子制御式、電子マイコン制御式、コンピューター制御式。
ミシンの制御系進化の過程を象徴したかのようなモデルで
ノスタルジック漂う昭和から現代へと続く
ミシンの正常進化を眺めているような気持ちになる…

…のは多分、僕だけ…

まぁ、言いたいのは… 30年(ホントは26年)ぶりというか
2015年の春にコンパルシリーズが復活しましたよ〜
と、いうことなのですが…
まぁ、とにかく沢山のシリーズが作られたミシンです。


ATはauto-tensionの略でしょうか…
往年のコンパルがたどった
最終進化のカタチがここに実現しています。


と、いうことでこのミシン、リバースしかできないのと、
コードが巻き取られないとのことで
修理のご依頼を頂きました。


コードリールは巻きバネが滑っているようなので
交換することになりそうです。
コンパルシリーズでコードリールタイプであれば
カプラーさえ合うなら互換性があるので
後でパーツ取りのミシンから
状態の良いものを探すことにします。


後進しかできないのは送歯周辺か伝達系の固着でしょうか。
とりあえず分解ですね。



分解を始めて底板を外してから気が付いたのですが
コードリールケースの上にプラスチックのピンを溶かして
固定してある電源の接続ジャックが外れています。
板状のジャックが浮いている分、ケースに内蔵されている
巻きバネが圧迫されて巻バネが
動かなくなっていたようです。

通電部分の腐食もなく
本体もキレイな状態にクリーニングできたので
交換せずにピンを本体に固定する方向で
再検討することにしました。

と、いうことで… 固定方法は秘密ですが
コードリールは交換せずに修理しました。


さて、問題の送の問題ですが…
送歯の周辺はどんな感じでしょう。


送歯の下は特に問題無さそうで…
チョイと手で動かしてみても
前後への送歯の切替はスムーズに動きます。


下から順に見ていくと…
どうもこの辺りが怪しいようです。
返し縫いレーバーを押しても“カチャカチャ”と
音が鳴るだけでほとんど動いていません。

原因と場所が特定できれば…
ひたすら修理あるのみですね〜


そして… チャンと動くようになりました。

修理一発!! 

今日もスカッとしました。


 


 

コンピューターミシンを修理するなら

ブラザー黒崎


 
 
 
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2016.03.09 Wednesday

brother Innovis LA イノヴィス ローラアシュレイVer.2.0のある生活… お宅拝見の巻き



とにかくスゴいです…
まぁ… Innovis LAをご購入頂ける時点で、
すでにスゴいのですが…

この日は軽自動車で配達だったのですが…

工具箱やパーツケースが入らないくらい
後部座席を倒してつくり出した
ラッゲージスペースが満タンです。

ということで納品のために
ご自宅にお伺いしたのですが、
“家は新築なんですよ〜”とのこと。

写真が掲載できなくて残念ですが
LAをイメージしたかのような濃いピンクと
ホワイトのコントラストが美しいお家です。

そしてその家中がほとんどローラです。
カーテン、テーブルクロ、スソファー、
クッションは無論… ローラ。

極めつけはコレ。

一階のトイレです。

そしてコレ。

二階のトイレです。

重ねてコレ。

寝室ご自身のプライベートルームだそうです。



お届けしたのは展示の在庫品ではなく、
正真正銘のVer.2.0。
マイナーチェンジ後で最新バージョンのLAです。


ブリティッシュなくつろぎの空間。
ローラアシュレイに囲まれた生活の中に
Innovis LA Ver.2.0が新たに加わりました。




 
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2016.03.01 Tuesday

JANOME ジャノメ機構説明用ミシンの巻き




最近、スクールミシンのネタで
ジャノメの登場が多く感じているのは…
多分、僕だけでしょうネ。


と、言いつつ…  今回もジャノメ社のミシン?です。

ミシン… とは言え、
このミシンは縫えません。
※正確には縫えるのですが、縫いにくいので
縫製用の機械として扱うのは論外です。

だって機構説明用のミシンだからです。


パーツが外れていたり、糸が絡んでいるので
修理屋魂がメラメラと燃え上がりそうなのですが、
それはそれ…

ギャラがでない仕事は素人がすることで、
ギャラがでないならそもそも仕事じゃないし…

とは言え、ちょっと物悲しい…
今どきではない構造なので
授業では使われていないんでしょうね。

基本構造は同じでもやはり時流ではないですね。
家庭科室の隅っこでホコリを被って
上軸に錆を浮かべている姿を
じっと見ていると…


まぁ、もちろん仕事は恙無く
その他のミシン整備は完璧なのですが

何か重要なことをやり残しているような
何か大切なことを忘れてしまったような
そんな気がした一日の終わりでした。






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ブラザー黒崎


 
 
 
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